あとから気が付いた痛み
妻を乗せて出先から帰ってくる途中、交差点で信号待ちをしていたとき、後ろの車に突然追突されました。かなりの勢いで追突されたので、止まっていたはずの私の車は交差点内まで進んでしまい、あやうく別の車ともぶつかるところでした。
その車を運転していたのはスーツを着た若い女性でした。焦った様子で車から出てきて、私の不注意で本当に申し訳ありません、と涙目で深々と謝り、「お怪我はないですか?すぐに警察と救急車を呼びます」と携帯電話を取り出しました。
ぶつかられておいてなんですが、最初は「お互い特に怪我もないし、きちんと謝ってくれているし、誠意ある人かもしれない」と思ったのを覚えています。
妻は首が痛いと言っていましたが、私自身は特に怪我はないように思いました。なので最初は妻だけが受診したのですが、帰宅後しばらくすると、私の右手首と腰の部分がじわじわと痛く、じっと座っていられないほどになってきたので再度病院を受診しました。
お医者様や警察の方曰く、事故直後は気が高ぶっていて怪我に気が付かず、時間が経って痛みに気が付くということがよくあるそうです。なので、その場で「怪我がないから大丈夫」と警察を呼ばずにお互い別れてしまうと色々と困ったことになってしまうから、怪我がなくても交通事故の時は警察を呼んでくださいね、とのことでした。
結局、妻も私もかなり長い期間通院する羽目になりました。保険会社の方が間に入って下さり、治療費も出していただき、車の修理もきちんとできたのですが、2人でこまめに通院しなくてはならないのがとにかく負担でした。
Posted 2016/9/29
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