交通事故に遭ってわかった
交通事故に遭って分かったことがいくつかありました。それは事故を起してしまった人間同様、事故に遭った人も苦しむ場合はあるのです。それは精神的な問題も含めてのことですが、事故に遭った人でしか分からない身体の辛さや気持ち面の繊細な問題が発生するのです。その事を実感してしまう交通事故に遭ってしまったのです。夜間に歩行者専用の道を歩いていて、歩道を渡りかけた時に、左折してきた車が止まらずに歩道の中に入ってきたのです。
私は一瞬、相手が携帯電話で通話しているのが見えたので、危ない!と思った時にはもう間に合わず、車とぶつかってしまいました。私は小さなカバンを持って歩いていましたが、気が付いたらカバンは飛ばされていました。その後の事ははっきり覚えていなくて、夜間でしたので、車の量も少なくて、歩いている人もその時は居なかった為、はっきりした事が分からないのです。事実としては、歩道を渡りかけたら車が左折してきて、運転手は携帯電話で通話中に見えたという事だけです。
車の運転手は初老の男性でしたが、かなり動揺をしながら一応私の心配をして110番通報を済ませてくれました。とりあえず自力で起き上がることが出来たので、飛ばされたカバンを拾い警察の到着を待ちました。その後は、タクシーを拾って救急外来へ行って処置をしてもらいました。その日だけは入院となり翌日に退院できました。示談交渉の話は母親が弁護士に依頼するとの事なので、現在は静養しながらリハビリに週に3回通っています。足に思う様に力が入らないので、今後はリハビリしながら様子をみていく事になっています。交通事故がこんなに精神的な苦痛を得るとは考えた事もありませんでした。
Posted 2016/9/29
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