交通事故相談所

交通事故で今まで通り働けなくなってしまった夫

自営業の夫が交通事故に遭い、重い後遺症を負う事になりました。

交通事故の後、3か月ほど入院する事になった夫。その間、自営している工場は、仕事を行う事もできず、私ができる範囲の小さな仕事しか行う事は出来ませんでした。自営業と言う事で、入院中の生活費の補償などありません。その為、貯金を切り崩しての生活でした。

もちろん、相手の保険会社より入院中の給与補償を受ける事ができると言う事は知っていました。その為、多少は安心していたのですが、退院する際に主治医に言われた言葉は、「今まで通り、長時間にわたる立ち仕事は難しいかと思う。」という言葉。夫と私の2人で切り盛りをしている工場です。その為、夫が今まで通り働く事ができなければ、たちまち、収入は減ってしまいます。

途方に暮れていた時、保険会社から提示された示談金。その金額を見て、初めは、「これ程、受け取る事ができるのか?」とも思ったのですが、まだ、40代の夫。これからの事を考えると、実際、その金額が妥当なのかという事がわからなくなったのでした。

その為、工場の事で以前からお世話になっている弁護士に夫の今の状態。病院からの診断書を持って、この示談金が妥当なのかという事を確認する事にしたのでした。そこで、一般的に考えると妥当だと言える金額であると言う事。しかし、もう少し上乗せは可能だと言う事で、そのまま、弁護士に依頼し、示談金を上乗せする事に成功したのでした。

Posted 2019/01/12

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